≪ぎっくり腰とは?≫
ぎっくり腰とは、中腰で重い物を持ち上げる、あお向けの状態から身体を起こす、急に体を捻るなどの日常の何気ない動作から突然起こる強い腰の痛みのことを指します。
ぎっくり腰は何の前触れもなく突然発症することも多く、強い痛みで体を動かすことが困難になってイスから立ち上がることや寝返りを打つことさえ難しくなります。
腰の筋肉の過度に硬くなったり腰椎関節の炎症、靭帯の損傷などが原因のことが多いのですが、損傷している組織や症状は一人ひとり異なります。
≪ぎっくり腰になりやすい方の特徴≫
●筋肉疲労の蓄積
ぎっくり腰を起こしてしまった方の特徴は、かなりの疲労の蓄積により筋肉が硬く緊張状態にある、ということです。
ぎっくり腰は突如として現れますが、筋肉の疲労は突然起こるのではありません。普段の仕事や家事、不良姿勢などの影響によって徐々に蓄積していきます。また、特別大きな負担をかけないような職業ではなくても、デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢をとり続けることで、体に大きな負担がかかっているものです。
疲労の蓄積が大きくなってくると、筋肉は次第に硬く張ってきます。硬く柔軟性が失われると、荷物を持ち上げや椅子から立ち上がりなどの何気ない動作で筋肉が負担に対応できずに、腰の筋肉・筋膜・関節を痛めてしまのです。
●運動不足、または運動のやりすぎ
運動不足になると、筋肉は衰え身体の柔軟性も低下します。筋肉には血液を全身に循環させるポンプとしての働きもあるため、筋肉が衰えてくると血流も悪化します。血流が悪くなると、筋肉などに老廃物が溜まりやすくぎっくり腰を発症させる要因となります。
逆に運動のしすぎが原因でぎっくり腰になるケースもあります。適度な運動は身体に良い影響を与えますが、過剰に運動をおこなったにもかかわらず身体の疲労を回復させるケアが不足していると、筋肉に疲労物質が蓄積し筋肉を硬く張った悪い状態にさせます。この筋肉に疲労が溜まった状態で、不意な前屈みなどの動きを行うとぎっくり腰になってしまう可能性があるのです。
●姿勢が悪い
人間の脊柱(背骨)は、頚椎(首)・胸椎(背中)・腰椎(腰)・仙骨(お尻)で構成されています。
脊柱は本来、人間が効率的に動くことができるように生理的湾曲(S字カーブ)をしており、頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯と緩やかなS字カーブを描いています。理想的の姿勢は、横から見た時に頭が体幹に対して垂直の位置(真上)にあり、脊柱がS字型に緩やかなカーブを描いている状態です。この生理的なS字カーブを支えているのが筋肉です。しかし、デスクワークや長時間の姿勢不良が続くと筋肉のバランスは崩れると、猫背のような悪い姿勢になってしまいます。
姿勢が崩れることで体を無理な姿勢で動かなければならなくなり、腰や背中の筋肉に過度な負担がかかりぎっくり腰になる可能性が高まるのです。
<当院での治療方法>
手技治療
疲労の蓄積によって硬く緊張した筋肉や筋膜を緩め、ぎっくり腰の痛みを取り除く治療です。ぎっくり腰では、腰だけでなく背中や骨盤まわり、お尻、下肢の筋肉までもが過緊張を起こしているケースも少なくありません。そのため、全身の筋肉の状態をチェックし、硬くなっている部分があれば腰以外も治療していく必要があります。
ハイボルテージ治療
ハイボルテージ療法は、高電圧電流による電流刺激を、皮膚に抵抗を与えずに深部組織まで到達させ、直接患部の炎症の抑制、痛みの軽減、治癒力の促進する治療法です。
従来の電気治療法に比べ、身体の奥深い患部への直接のアプローチができるため、非常に高い鎮痛効果と即効性が望めます。
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とっとり中央整骨院は、患者様一人ひとりの状態に合わせた「完全オーダーメイド施術」で、一時的な症状緩和ではなく根本治癒を目的とした治療を行っております。
5万件を超える豊富な施術経験から編み出された当院独自の治療法「頭蓋仙骨矯正」などで、お身体を最良の状態に導いていきます。
些細な症状でもお早めにご相談ください。