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腱鞘炎について

2022.11.04 | Category: 未分類

こんにちは!鳥取市湖山町にあるとっとり中央整骨院です!

11月になり、天候も冬らしくなってきました。

朝晩と日中の寒暖差に注意が必要ですね!

 

さて今日はこの時期に増えることが予想される腱鞘炎についてお話していきたいと思います。

 

【腱鞘炎とは?】

腱鞘炎とは、手首、指を曲げたり伸ばしたりする際に強い痛みや熱感を伴う症状のことをいいます。

手首と指の関節には、骨と筋肉を橋渡ししている「腱」という紐のようなものと、腱を包んでいる「腱鞘」が存在します。手首や指に負担をかける動作を繰り返し行うと、腱と腱鞘がこすれ合い、その間の摩擦によって炎症を起こすことがあります。これを「腱鞘炎」といいます。

腱鞘炎の代表的なものには、「ド・ケルバン病」と「ばね指(弾発指)」が挙げられます。

ド・ケルバン病は、手首の親指側に起きる腱鞘炎で、親指を曲げるように動かすと痛みが出るのが特徴です。

ばね指(弾発指)は、手のひらに起こる腱鞘炎で、指が伸びたまま曲がらなくなる、曲がったまま動かなくなる、指を伸ばそうとするとバネのように急に伸びる、といった症状が生じます。

ド・ケルバン病やばね指(弾発指)などの腱鞘炎は、長時間のスマホ操作やパソコン作業が多い方、手首の反復運動が多いスポーツを行う方、文字をよく書く方など、手首や指を使う頻度が多い方に起こりやすい傾向があります。

また、女性ホルモンのバランス変化から20~30歳、50歳前後の女性に多くみられます。

妊娠・出産期の女性は、妊娠時に必要な黄体ホルモン「プロゲステロン」が通常よりも多く分泌されます。プロゲステロンには、腱を包んでいる腱鞘を収縮させる作用があるため腱や腱鞘の間に炎症を引き起こす原因になります。

また、更年期以降の女性は閉経に伴い卵胞ホルモン「エストロゲン」が減少していきます。「エストロゲン」には女性らしい体をつくるという役割の他に腱や関節を柔軟に保つという作用があり、更年期以降の女性はエストロゲンの減少により、腱鞘炎を引き起こしやすい状態となるのです。

 

当院での治療方法

<超音波治療>

超音波とは、人間の耳では聞こえない程の高い周波数で振動する音波のことを指します。患部に温熱や振動を与えることが可能で、それにより血管を拡張させ損傷や炎症が起きている腱や腱鞘を治療することができるので、腱鞘炎の早期改善に効果的です。

 

<ハイボルテージ治療>

腱鞘炎は、手首や指に過度に負担がかかり腱と腱鞘に炎症が起こっている状態です。ハイボルテージ治療は、腱鞘炎が起こる患部やその周辺の組織に高電圧電流を流す治療法です。ハイボルテージ治療を行うことで患部の血流循環を促進し、腱鞘炎の疼痛や炎症の早期改善が期待できます。

 

<手技治療>

腱鞘炎に関連する腱・腱鞘・筋肉・筋膜・靭帯・骨膜の硬さや癒着を取り除く治療です。腱鞘炎は、手や手首を酷使している方に見られる症状なので、その筋肉なども疲労により硬く・緊張しているケースが多く見られます。

手や手首の腱や筋肉は、肩甲骨までつながり関連しています。肩甲骨の可動域が低下している方は、それだけで腱鞘炎も治りづらい状態になっているので、その場合肩甲骨周囲に対しても手技療法を行う必要があります。

 

<鍼(はり)治療>

鍼には特有の鎮痛作用があります。鍼治療により、腱鞘炎が起こっている部分とその腱の延長上の筋肉の筋緊張を沈め、手指への負担を軽減していきます。更に、血流の循環を改善させ早期改善につなげていくことが可能です。

 

<身体のゆがみ矯正

猫背姿勢になると背中が丸くなり、肩甲骨が外側に開いて肩が内巻きなります。肩が内巻きになると腕も内に巻きやすくなるため、腱鞘炎に関係する腕の筋肉や腱も捻れ伸ばされ負担がかかることになります。腱鞘炎の方で、猫背や巻き込み肩になっている方には、姿勢を改善する施術も並行して行います。

 

その他、特殊な物理療法での治療もできますので詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

https://tottorichuo.jp/clinic/lp19/(当院専門ページ)

 


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鳥取県鳥取市湖山町北3丁目201-14

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