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腰痛について

2022.10.01 | Category: ブログ

こんにちは!

鳥取市湖山町にあるとっとり中央整骨院です。

気温が段々と下がり、秋らしい季節になってきました。

寒暖差があるのでこの時期の体温調節には特に注意が必要ですのでお気を付けください。

 

さて、今日は患者さんの多くが経験したことがある腰痛についてのお話をしたいと思います。

 

【腰痛とは】

腰痛は病名ではなく身体に表れる症状の名前です。腰そのものに問題がある場合だけでなく、職業・生活習慣・ストレスなどの要因が複雑に絡んでいます。そのため、誰もが経験する可能性がある身近な症状です。
腰痛は特異的腰痛と非特異的腰痛の2種類に分けられます。

 

特異的腰痛

画像診断などにより病名を付けられる腰痛のことを指し、腰痛全体の約15%にあたります。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・腰椎分離すべり症・脊椎圧迫骨折などが含まれます。

 

●腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、比較的若い人に起こりやすい疾患です。背骨と背骨の間をつなぐ椎間板という軟骨は中心がゼリー状になっているのですが、これが何らかの原因で外に飛び出すと、周囲の神経を圧迫し足腰にしびれや痛みを引き起こします。

 

●脊柱管狭窄症

神経の通り道である脊柱管が圧迫され、狭くなることで起こるのが脊柱管狭窄症です。

腰椎椎間板ヘルニアと同じように、脚にしびれや痛みの症状が出ます。骨や背骨の関節が老化することが原因の一つのため、50代以上の方に多く見られます。

 

●腰椎分離すべり症

腰椎分離すべり症とは、積み木のように連なる腰椎が、文字通り前方へ滑り出してしまい様々な症状を引き起こす疾患です。

腰椎分離すべり症は、大きく背骨や椎間板などの変性によって起こる「変性すべり症」と腰椎分離症に続発する「分離すべり症」とに分けられます。

 

●脊椎圧迫骨折

脊椎圧迫骨折は背骨の椎体がつぶれて扁平になったものです。

最近は高齢者の増加にともない骨粗鬆症のある背骨に生じることが多くなっています。多くは後方へ転倒し尻もちをついたときに生じます。 その他にお米や布団などの重いものを持った時や、畑作業や草むしりなどの作業を長時間行っていても生じることがあります。

 

非特異的腰痛

画像検査で原因が特定できない、残りの85%の腰痛を「非特異的腰痛」と呼びます。急性腰痛症や慢性腰痛症などがこれにあたります。

 

【腰痛の原因】

●過度の運動や動作

仕事や運動で腰部に急激な負荷がかかった時・荷物を持ち上げた時・起床時身体を起こそうとした瞬間に筋肉や周囲の組織が負荷に耐え切れず、損傷し炎症を起こしてしまうことがあります。この場合は急性腰痛が比較的多く起きます。

 

姿勢の悪さや長時間の同一姿勢

近年デスクワークなどの座りながら仕事をする機会が増え、長時間同じ姿勢を取ることが多くなってきました。また、手元で操作するスマートフォンやパソコンを見続けることで猫背などの不良姿勢になり、全身の筋肉が緊張しやすくなるため腰痛を感じる方が増えています。不良姿勢によって骨盤にゆがみが生じると、腰まわりの筋肉や組織の血流が悪くなってしまいます。血流が悪いと筋肉中に老廃物が溜まってしまうため、次第に「こり」となり、痛みの誘発に繋がります。

 

●筋肉の衰え

脊柱は様々な筋肉が働くことによって支えられ綺麗なS字カーブを描いています。支えとなる筋肉が1つでも筋力低下を起こしてしまうと、他の脊柱を支えている筋肉が筋力低下を起こした筋肉の分まで代償するので、負担のかかっている筋肉は徐々に強張ってしまいます。そして代償していた筋肉の疲労が、限界に達したときに痛みを発生させてしまいます。

 

骨盤のゆがみ

骨盤とは、左右に広がる「寛骨」と中央の「仙骨」、そして背骨の終着点にも当たる「尾骨」の3個の骨が組み合わさって構成されています。また、「寛骨」は「腸骨」「坐骨」「恥骨」が癒合したもので、大腿骨と連結して股関節を形成しています。上半身と下半身を支える土台とも言える骨盤ですが、普段からの悪い姿勢や妊娠出産、骨盤への打撲などによって知らない間にゆがみが生まれてしまうことがあります。

骨盤がゆがむと、身体全体が常にバランスが悪い状態となり様々な痛みや不調を引き起こす原因となります。

 

【腰痛の治療法】

〈手技治療〉

腰痛に関連する筋肉・筋膜の硬さや癒着を取り除く治療です。腰痛は長時間同じ姿勢をとる方や、よく重たいものを持ち上げる方に多く見られる症状ですので、筋肉などの疲労により緊張しているケースが多いです。腰部はもちろん、背部や骨盤の周囲・お尻・下肢の筋肉や関節の状態が悪い場合も多いので、腰に関連している部分に対しても手技治療を行う必要があります。

 

〈ハイボルテージ治療〉

腰痛は、腰部の筋肉に疲労の蓄積や過度な負担がかかることにより筋緊張が起こっている状態です。ハイボルテージ治療は、筋緊張が起きている患部やその周辺の組織に高圧電流を当てる治療法です。ハイボルテージ治療を行うことで患部の血流循環を促進し、その周囲の筋緊張を和らげ腰部の疼痛を早期改善させることが期待できます。

 

〈鍼治療〉

鍼には特有の鎮痛作用があります。鍼治療により、腰痛が起こっている部分とその周囲の筋緊張を沈め、血流の循環を改善させ早期改善に繋げていくことが可能です。更に、鍼の刺激によって筋肉の緊張が和らぐことで腰部への負担が軽減されます。

 

骨盤矯正

身体の土台となる骨盤がゆがんでしまうと腰部の周囲の筋肉だけでなく身体全体に負担がかかり、様々な身体の不調を引き起こします。とっとり中央整骨院では正確な骨盤の評価をした上で骨盤矯正を行い、身体のゆがみを調整して姿勢の改善を図ることで、痛みや不調が出にくい身体作りをしていきます。

 

当院では患者様一人ひとりの症状に適切な施術、治療を行っていく「オーダーメイド施術」で症状の根本治療に取り組んでいます。

毎日の生活を健やかに送っていただけるようにスタッフ一同誠心誠意対応してまいりますのでお困りの症状がありましたら、いつでもお気軽にお声掛けください!

五十肩について

2022.09.25 | Category: ブログ

こんにちは!

鳥取市湖山町にあるとっとり中央整骨院です。

今回は加齢とともに起こる五十肩についてお話したいと思います。

 

五十肩は病名ではなく「通称」となり、正式な名前は「肩関節周囲炎」と呼ばれます。海外では肩関節が動かなくなることから「フローズンショルダー」(凍結肩)とも呼ばれています。40代では四十肩、50代では五十肩と呼ばれるほど、このあたりの年齢で多く発症します。

【五十肩とは?】

五十肩は発病率に、男女差はありません。利き腕に関係なく左右どちらの肩にも起こります。50歳代を中心とする40~60歳代に多く見られ、加齢や過労・肩関節の柔軟性の低下など原因がはっきりしないとされています。五十肩とは、初めのうちは肩を動かすと痛む程度ですが、次第に安静にしていても痛むようになり、肩の可動域が狭くなっていき強い痛みを伴う症状のことを言います。

肩関節は『肩甲骨』『鎖骨』『上腕骨』と3つの骨で構成されています。肩まわりの筋肉や腱の血流循環が悪くなり、硬くなることで関節の柔軟性が失われ、肩がスムーズに動かなくなります。そうすると、肩関節にある『腱板』という「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」の4つの筋腱組織に炎症を引き起こし、その炎症が関節を包む袋である『関節包』に広がることで強い痛みとして現れます。

 

【五十肩の治療法】

鳥取市のとっとり中央整骨院では、どの部分がどのような時に痛むのか詳しく問診した上で、理学検査・超音波治療で五十肩の炎症や負傷状況を確認して治療方法を決定していきます。五十肩は痛みが強いときは安静にしつつ、症状の程度によってはテーピングなどにより固定を行います。また、早期に疼痛を改善させるために、日常生活や仕事上で気を付けてほしい動作やストレッチング方法を指導させていただきます。

併せて以下のような治療方法を行う場合があります。

 

●超音波治療

●ハイボルテージ治療

●手技療法

●鍼治療など

 

その他にも症状に対して適切な処置を行っています。

詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。

五十肩やほかの症状でお困りの方はお気軽にご相談ください!

肩こりについて

2022.09.05 | Category: ブログ

こんにちは!鳥取市湖山町にある鳥取中央整骨院です!

今回は肩こりについてお話したいと思います。

 

近年、大人だけでなく子供にも肩こりを訴える患者さんが増えています。

その原因は以下のようなことがあります。

 

①悪い生活習慣の積み重ね

 

②過去に頚椎に外的な衝撃を受けたことがある(転倒事故や交通事故によるむち打ち症、スポーツなどでの首や頭部への衝撃)

 

多くの方が①悪い生活習慣によって症状が引き起こされているため、「現代の生活習慣病」と言えます。

 

●スマホやデスクワークなどで長時間猫背になっている
スマートフォンやパソコンを使用していると、頭はうつむき加減になりがちです。頭が下を向くと背中は猫背になりやすく、この猫背姿勢になることで首こりや肩のこりの原因となります。また、ディスプレイの光を長時間見ることで眼精疲労が起こり、首の筋肉の緊張をさらに強める要因にもなります。

 

●精神的ストレスで筋肉が緊張している
日常生活で精神的なストレスがあると、無意識に体に力が入り筋肉をこわばらせます。

また、精神的なストレスを感じると自律神経交感神経副交感神経のバランスが乱れ、血管が収縮し血行が悪化することで首こり・肩のこりの原因になることもあります。

 

●睡眠時の姿勢が悪い
首や肩には頭を支える働きがあるため、日中は常に負担がかかります。寝ている間は全身が脱力状態となり首肩の筋肉も回復するのですが、自分の体に合っていない枕を使用していると思うように疲労が取れずに、逆に起きた時に首の痛みや重だるさがひどくなっていることがあります。

朝起きる時に首こり・肩こりの症状を強く感じるという方は、枕の高さが合っていない可能性が高いです。仰向けと横向きで寝る時に自分の姿勢に合った高さにすることで、首や肩にかかる負担を軽減するだけでなく、呼吸をしやすくする効果も生まれます。

 

●首を支える骨格構造(頭蓋骨や頚椎、肩甲骨など)のアライメント異常

加齢や疾病によって首の骨(頚椎)や椎間板に変形が起こると、背骨や頚椎の配列(アライメント)に異常が起こります。骨のアライメントが崩れることで、頚椎椎間板ヘルニアや変形性頚椎症、頚椎症性脊髄症などの疾病を発症し、肩こりや痛みだけでなく手・腕のしびれなども引き起こすことがあります。

また、頭や首への衝撃を受けるスポーツでの外傷や日常での転倒、交通事故によるむち打ち症などは頚椎や背骨に大きな負荷がかかり、骨格アライメント異常を引き起こす可能性があります。骨格アライメントが崩れることで、首の筋肉の過緊張が引き起こされ肩こりが起きる原因となります。

 

子供や大人でもスマホやゲームなどで下を向くことが多く、姿勢や体の骨格構造が悪くなり肩こりや頭痛などを引き起こします。

当院では痛みや不快感の症状を改善するだけでなく、猫背矯正や骨盤矯正などで骨格構造や骨盤の状態を良好にすることで根本治療を図り、症状の改善ができるように施術を行っています。

肩こりやその他、体のことで気になることがあればお気軽にご相談ください!

肩こりについて詳しく知りたい方はこちらへ!

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〒680-0941
鳥取県鳥取市湖山町北3丁目201-14

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休診日

水曜・祝日